トレチノインというのはビタミンAの仲間で、皮膚表皮の成長を早める薬です。
ビタミンAは基本的に皮膚表皮の一番奥の細胞に働いてこれを活性化し、成長を促します。
この結果、皮膚表面の代謝のサイクルが強制的に早まり、表皮の細胞と共にメラニン色素を追い出し毛穴の詰まりを防ぎます。
また、トレチノインは、継続して(3〜4週間以上)使用すると、皮脂腺を抑制し、ニキビの原因となる皮脂の分泌量が低下してきます。その結果、ニキビの出来にくい肌質になっていきます。
このようにトレチノインは皮膚のシミやそばかす、くすみ、そしてニキビの治療薬として多大な治療効果をもたらします。 |
|
 |
■トレチノインの治療方法
この治療は適切な濃度のトレチノインを継続して塗ることがポイントです。トレチノインは弱い薬ではありませんので濃すぎると逆効果ですから弱い濃度のものから始めて徐々に濃度をアップしていきます。
| 初日〜10日日 |
・薄い濃度のものを2日に一回夜だけ塗布
・朝は、ハイドロキノンもしくはビタミンCローションを塗布 |
|
| 11日〜14日間 |
・薄い濃度のものを毎日一回夜だけ塗布
・朝は、ハイドロキノンもしくはビタミンCローションを塗布 |
|
| 2週間目 |
・診察の為、一度ご来院ください
トレチノインの濃度を変更するかもしれません。 |
|
| 15日〜30日間 |
・指定濃度のものを毎日一回夜だけ塗布
・ 朝は、ハイドロキノンもしくはビタミンCローションを塗布 |
|
| 1ヶ月目 |
・診察の為、一度ご来院ください
トレチノインの濃度を変更するかもしれません。 |
トレチノインが良い反応をしているときは、次にあげるような症状が見られます。
・皮膚が少しカサカサとむけます。
・やや赤みを伴います。
・わずかにヒリヒリした感じがします。
これはトレチノインの作用により皮膚の代謝が亢進し皮膚の生まれ変わりが早くなることによる症状です。
強すぎず弱すぎず、この症状が程よく出続けるように薬の濃度を調整していくことが重要です。
|
トレチノインは本来脂溶性のものですが、これをあえて水溶性のゲルに強制的に溶かすことにより皮膚に塗った際の濃度が高まり通常のクリーム基材のものより効果が高まります。
トレチノインは外用剤として皮膚に塗ると、基底層の細胞に働いて分裂を活発にし、通常28日といわれている表皮の入れ替わる周期を最短半分ぐらいにまで早める事ができます。
ハイドロキノンなどの漂白剤を併用し、メラノサイトの新しいメラニン生成を防ぐと、通常の老人性の色素斑や、ソバカス、扁平母斑、肝斑など皮膚表皮の表在性疾患のシミを取り去る、薄くすることが可能です。
ですから、日焼けや、単に色を白くしたい人、くすみを取りたい人、乳輪の黒ずみ(これも表皮のメラニンが色の原因)を薄くしたい人にも向いています。
ただ、強制的に代謝を早めてメラニンの排出を促しますので、治療を開始してから数日から一週間ぐらいの時に皮膚が少しカサカサとむけたり、炎症を起こして赤くなったりします。
トレチノインは2ケ月治療をして1ヶ月休むという3ヶ月が1クールとして治療の目安ですが、シミにより、これを繰り返したり途中でレーザーの力を借りて治療を進めていきます。
トレチノイン治療中は反応が弱すぎれば効果がないので、濃い濃度のものに変えないといけません。また、強すぎたり自己判断で急にやめたりすると、逆にメラノサイトを活性化して色素沈着を誘発してしまう事がありますので、特にはじめの2ケ月は2週間に1度の通院がとても重要です。
*肝斑などはホルモンの影響によりメラノサイトが常に活性化されている状態ですから、レーザー・フォトフェイシャルなんかをうってしまうと、強い光の刺激でさらにメラノサイトが活性化されメラニンを産生して逆に悪化してしまいます。このため肝斑はこのトレチノインの治療が基本となります。 |
|
トレチノイン治療は日本では保険の適応になっていませんが、アメリカ・ヨーロッパではニキビの治療薬として非常に一般的な薬です。ビタミンAの誘導体であるトレチノインはアレルギーが少ないのが特徴です。
ニキビの原因は毛穴の詰まりと皮脂の過剰分泌です。
トレチノインは皮膚の代謝を早め古い角質を剥がす効果があるので毛穴の詰まりを解消します。また継続使用により皮脂の分泌も低下させますのでニキビの治療薬として非常に優れています。
さらに、トレチノインは表皮の色素も同時に追い出しますから、シミも薄くなりニキビ痕の色素沈着も綺麗にきれいになります。
長期間の使用で徐々にではありますが真皮も少し厚くなりますので軽度の凹んだニキビ痕にも効果があり、皮膚全体の美容といった効果もあります。
強制的に皮膚の代謝を早める為に、皮膚が継続的にカサカサとむけたり、皮膚が少し炎症を起こして赤くなったりヒリヒリしたりしますが、徐々にそのような症状は軽快し、皮膚だけが継続的にむける状態になってきます。
ただし、あまり長く使っていると、皮膚がこの薬に慣れ効果が薄れてくるので、反応を見ながら濃度を高くしたり一度治療を休んだりします。
また同時にビタミンCローションを併用し皮脂の酸化を抑え、皮脂がニキビ菌の繁殖源になるのを防ぐのも重要です。軽度のニキビはこれだけでも改善します。
炎症が特に強いニキビの場合にはビタミン剤内服や抗菌剤外用などの併用も必要です。
このような治療であまり効果が見られない場合は、単なるニキビ菌が原因ではなく、カビなどに対するアレルギー等が原因と考えられます。その場合はご相談の上抗真菌薬の外用や内服、抗アレルギー薬の内服や外用による治療を行うことがあります。 |

トレチノイン治療
施術料金 |
|
| |
※薬代等すべて上記に含まれます。 |
| |
※料金はすべて税込表示になっております。 |
| |
※カウンセリングは無料です。 |
オバジ・ニューダーム・システムは、アメリカ、ビバリーヒルズの皮膚科医Dr.オバジがスキントランスフォーメーション理論に基づいて開発した、スキンケアシステムです。Dr.オバジが目指しているのは、単なる審美ではありません。肌色が均一であること、ハリがあること、疾患がないこと、保湿力があること、外的刺激に敏感でないこと…などの基準がすべて満たされた肌です。
美容医療の最先端、アメリカのビバリーヒルズにあるオバジクリニックから始まったこのシステムは、ハリウッドのセレブリティーからその評判が全米に広がり、現在は世界40カ国以上で導入されています。人種を問わず、肌本来の「健康」を求める人々から愛用されています。
ワンランク上のスキンケアでよりグレードアップしたい方…健康な肌を維持したい方は、専門の講習を受けた医師が、あなたの肌に合った使用方法をプログラムします。
銀座イーストクリニックはオバジ・ニューダームシステム正規取り扱いクリニックです。

■皮膚の色について
皮膚の色は表皮にあるメラニンという色素の量で決まってきます。
このメラニンは皮膚表皮の一番奥にある基底層に存在するメラニンを産生する細胞=メラノサイトが定期的に生みだすのですが、黒人・白人間でもメラノサイトの量は余り差がなく、産生されるメラニンの量が圧倒的に違い、色の差となって現れるとされています。
いわゆるシミは何らかの形でこのメラニンが表皮・角質にたまってしまったり、メラノサイトが何かの影響で活性化されてメラニン産生を増やしてしまった為に起こります。

Dr.OBAGI
施術料金 |
|
| |
※薬代等すべて上記に含まれます。 |
| |
※料金はすべて税込表示になっております。 |
| |
※カウンセリングは無料です。 |
|